小さい生徒さんのピアノテクニック
今日は手首の柔軟性と、腕の重さのかけ方の違いで2つの音をレガートで繋ぐ弾き方をやりました🎹
直ぐできたので、今日はもう一声!
〝ドをファに変えて弾いてみて!〟と投げかけてみました
ドがね、ファにお引越しするのよ、指番号は同じで!
えーっ!と言いながら弾き始めた生徒さん
〝なんで、できるの〜?〟と、とても不思議そう、でも楽しそう♡
〝じゃ、今度はドをソにして!〟と
これまた良くできました💮
〝場所を変えても同じ曲に聴こえたでしょう?〟と聞くと、うんうん!とちょっとびっくりしたお顔で、でもしっかり感じとってくれました!
移調、調の名前も同時に教えました
テクニックの曲はハ長調の短い曲が多い
そこを利用して、他の調で弾く練習をする!
移調の練習に、このテクニックの短さとモチーフの繰り返しが最適なのだ!
カラオケに行った時🎤キーが合わなくて音を上げる➕下げる➖
というポタン押したことない?と生徒さんに聞き
それと同じことを今ピアノでやったのよ!と伝えます
色々な調で弾ける、これは相対音感を育てることにも繋がり、とてもいい訓練になります
随分昔〝絶対音感〟が叫ばれたことがありましたが、あれから研究が進み?音楽の耳に大切なのは、実は絶対音感ではなく相対音感だと今は言われています
耳を育て、勘を育て
将来、音楽が得意になる、音楽が好きになる、ことに繋げたいと思っています
ピアノを習っている時だけ弾く、習っている曲だけ弾く‥というのは淋しい気がするのは私だけでしょうか?
ピアノを何かの時に弾く、大人になっても弾く‥これが素敵なことだと思います
直球で言ってしまうと、〝使えるピアノ〟になって欲しい❗️と願っています
ピアノと普段の生活が離れていなくて、溶け込んでいる音楽♪
理想だなぁ
構えないで、自然と、歌がうたえ、ピアノが弾けたらいいよね♡
生活に溶け込んでいる音楽が〝文化〟だと思う
ソルフェージュのレッスンって、そういう力をつけると思うのね
ピアノのレッスンは、ピアノを弾く技術が必要になってくるけれど、それだけでは現実弾けないから
リズム打ちだったり🪘耳コピ聴音だったり👂ひっくるめてソルフェージュって言っていますが
総合的な音楽力をつける為のレッスン内容をいつも考えて、取り入れるようにしています
移調もその一つですが、移調に関しては、なかなかその様な教則本がないので、指導者側から率先して行っていく必要性を感じています
今日も突撃!試みてみました!
細く長く音楽のある生活、ピアノを弾く生活をして欲しいとの思いから
レッスンの工夫をしています☺️