2021.07.03ブログ

移調で相対音感を育てる






小さい生徒さんのピアノテクニック





今日は手首の柔軟性と、腕の重さのかけ方の違いで2つの音をレガートで繋ぐ弾き方をやりました🎹





直ぐできたので、今日はもう一声!





〝ドをファに変えて弾いてみて!〟と投げかけてみました





ドがね、ファにお引越しするのよ、指番号は同じで!









えーっ!と言いながら弾き始めた生徒さん





〝なんで、できるの〜?〟と、とても不思議そう、でも楽しそう♡





〝じゃ、今度はドをソにして!〟と





これまた良くできました💮





〝場所を変えても同じ曲に聴こえたでしょう?〟と聞くと、うんうん!とちょっとびっくりしたお顔で、でもしっかり感じとってくれました!





移調、調の名前も同時に教えました





テクニックの曲はハ長調の短い曲が多い





そこを利用して、他の調で弾く練習をする!





移調の練習に、このテクニックの短さとモチーフの繰り返しが最適なのだ!









カラオケに行った時🎤キーが合わなくて音を上げる➕下げる➖





というポタン押したことない?と生徒さんに聞き





それと同じことを今ピアノでやったのよ!と伝えます





色々な調で弾ける、これは相対音感を育てることにも繋がり、とてもいい訓練になります





随分昔〝絶対音感〟が叫ばれたことがありましたが、あれから研究が進み?音楽の耳に大切なのは、実は絶対音感ではなく相対音感だと今は言われています





耳を育て、勘を育て





将来、音楽が得意になる、音楽が好きになる、ことに繋げたいと思っています





ピアノを習っている時だけ弾く、習っている曲だけ弾く‥というのは淋しい気がするのは私だけでしょうか?





ピアノを何かの時に弾く、大人になっても弾く‥これが素敵なことだと思います





直球で言ってしまうと、〝使えるピアノ〟になって欲しい❗️と願っています





ピアノと普段の生活が離れていなくて、溶け込んでいる音楽♪





理想だなぁ





構えないで、自然と、歌がうたえ、ピアノが弾けたらいいよね♡





生活に溶け込んでいる音楽が〝文化〟だと思う





ソルフェージュのレッスンって、そういう力をつけると思うのね





ピアノのレッスンは、ピアノを弾く技術が必要になってくるけれど、それだけでは現実弾けないから





リズム打ちだったり🪘耳コピ聴音だったり👂ひっくるめてソルフェージュって言っていますが





総合的な音楽力をつける為のレッスン内容をいつも考えて、取り入れるようにしています





移調もその一つですが、移調に関しては、なかなかその様な教則本がないので、指導者側から率先して行っていく必要性を感じています





今日も突撃!試みてみました!





細く長く音楽のある生活、ピアノを弾く生活をして欲しいとの思いから





レッスンの工夫をしています☺️






















からさわ音楽教室
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