2018.11.08ブログ

声と呼吸の関係は?

こんにちは!

声楽・ボイストレーニング、ソルフェージュ担当の唐沢萌加です。

 

今までピアノやわらべうたの投稿ばかりで、

実は私の投稿はこれが初めてになります!

これから少しずつ、発声のことについてや音楽のあれこれについて、

そして音大の受験について…など、ゆっくり書いていきたいと思います♪

 

 

今日は、声と呼吸の関係について書きたいと思います。

歌を歌う時や演劇でセリフを言う時など、

声を使うことを習うときに必ず言われることの中に「呼吸」がありませんか?

「腹式呼吸で」や「息を流して」と言われて、

良い声を出すには呼吸が重要だなということは、

なんとなく知っている人も多いのではないでしょうか。

では、実際に声を出すことと呼吸にはどんな関係があるのでしょう?

 

声というのは、声帯という器官の振動が原材料になっています。

声帯は喉仏の中にあって、二つの声帯がVの字を作るようにくっついています。
(声帯については、また別の機会に詳しく♪)

この声帯の振動を生み出すためには、次の二つのことが必要です。

 

① 対になっている声帯と声帯が、ある程度近付いていること

声帯と声帯の間に空気(息)が流れること

 

この二つのどちらかが欠けても声帯を振動させること、

つまり、声を出すことは出来ないのです!!

ということは、すごく大まかに言うと声=息!!ということになります笑

『ブレスをコントロールする』とか『声帯をきっちり閉じる』などの注意を受けると、

息をほとんど吐かずに歌おうとしてしまうことがありますが、

一番根本的な事は、「息を吐かないと声は出ない!」ということです。

 

声の原動力となるのが呼吸です。

これが、声を出すことにおいて呼吸がとっても重要とされる理由です。

 

私のレッスンでは、まず初めに呼吸の仕組みについての説明と

呼吸に関わる筋肉のトレーニングをきっちりお教えします。

ブログでは伝えきれないこともありますので、

気になる方は、是非体験レッスンにお越しください♪

 

唐沢 萌加
からさわ音楽教室
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