
ペツォールト作曲ト短調のメヌエット

1、2、3段目の4小節目、ヘ音記号を見てください
何か気付かれましたか?
‥
そうです!スラーの掛け方が違う! 左の音型同じなのに!
何故⁈
ヒントは右のメロディにありましたね!
‥
♭シラソラレレ‥ で始まるモチーフが、もう一度3段目頭に現れますね
なので、このもう一度始まるということを左も合わせたという事ですね!
2段でひとつの流れという曲の構造を、スラーで教えてくれています⌒
これをレッスンで伝えるのに
生徒さんに先ず左のスラーの違いに気づいたかどうか?聞きます
気づいた場合は、では、何故この2種類の表記があると思う?と聞いてみます
‥
この考える時間がとっても大事です
楽譜を見て、ただその通りに弾く‥これでは楽しくないでしょ?
これが積もり積もって、ピアノって習っても楽しくないってなってしまう、ひとつの原因になってしまうかも?
楽譜に書かれた記号の名前や意味は教えますが、教えて終わりでは意味がない、と思います
何故、この記号がついたのか?を考え、知ることの方が100倍も意味があるし、その方が楽しいじゃないですか♪
本来、勉強ってこういう事だと思うのです
暗記することではなく、理屈がわかって面白いなぁって思うのですよね⁈
わからなかったことがわかる、知らなかったことが知れた、これも大きな喜びです
ただ弾いている、何も感じないで弾いている、そのようなピアノにならないように、私からの働きかけも心掛けたいと思います
今日は久々にレッスン室からでした~♪
たまにはピアノの先生みたいなことも書かなきゃね😉
あっ、違った、ピアノの先生らしいことも書かなきゃね だったですね😉