8月最後の日曜日の今日、世田谷音楽コンクールのピアノ部門の本選でした
第1回目から生徒さんを参加させていただいていますので、毎年聴いています
今年でまだ3回目のコンクールですが、年々レベルアップし、皆さんとても上手でいらっしゃいました✨
どの子もこの夏、今日までこの舞台の為に、毎日一生懸命練習していたのだろうなと想像しますと、聴かせていただく側も身が締まる思いでした
教室からは、まだピアノを始めて1年も経っていない生徒さんに参加していただくという無謀な挑戦をしていただいたりしました
今年は経験の年にしていただき、来年、再来年と繋げてくれれば‥と!
コンクールは上手な子の演奏を聴く機会にもなり、沢山上手な子がいる‥というのを知ることもできます
刺激をもらって、更に躍進してもらうのが目的です!
よく頑張り、審査員賞と奨励賞をいただきました✨
ご家族皆さまで聴きに来てくださっていて、弾き終わると、お父様がハグ🫂してくださっていたのが、とても印象的でした🥹
言葉はいらない
よく頑張ったね‥という溢れる愛情表現💞
ご自身のお子さんがたったひとりで大きな舞台でピアノに向かって一生懸命弾いているのを見たら、もうそれだけで胸がいっぱいになりますよね💗
結果うんぬん‥そんなことは二の次になるんです
この夏、一生懸命取り組んだこと✨
その経過こそ褒めてあげたい‼️という気持ちでいっぱいになります
そして、コンクールに参加してこそ得られたものは、ご本人の生きる力になるのです✨
ご本人とご家族皆さまに敬意を表したいと思います🙇♀️
今日で、6月半ばから始まった夏のコンクールが終わりました
同時に、夏が終わった‥ という感じです
2ヶ月半、コンクールとレッスンで走り続けた日々でした
そして、この2ヶ月半で、ピアノの奥深さに更にはまって、どんどんピアノが好きになるのでした🎹✨
まだ余白あったの⁈ と思われますか?
余白は永遠に埋まらないと思います‥キリがないんです、上手くなることに、求めても求めてもピアノはもうこれでいいよ!とは決して言ってくれませんから‥
そう言えば、大昔、私の恩師が言っていたある言葉を急に思い出しました‥
音大の教授であった恩師に中学の時からついたのですが、門下の大学生の発表会が毎年夏休みにあり、それを聴きに行くことは音大生になる(なれる)まで、夏の恒例でした
発表会を聴きに行った後のレッスンでは、どの人の演奏が良かった?や、どこのどんなところが印象に残った?etc先生から質問攻めにあうことも恒例でした
なので、私は必死で聴く👂のですが、何せ大人の音大の方々の演奏です✨
上手❗️凄い❗️‥これしかないんですけどね💦それではダメだ!って仰るのです💦
どんなに年上であろうと、よくなかった点を見つけなさい!と言われ、先生はこう仰いました
〝私は、あの演奏でも不満ですよ‥ そして本当のピアノを弾いている人はほんのちょっとしかいない‥〟と😮
本当のピアノ‥ ⁈ ⁇ ⁉︎
(どうやら、先生の中では、殆どがピアノではないらしい😓)
その解明は今もって終わってないんですけれどね💧
まぁ、今思えば、それでなければ、音大生教えられないですから当たり前のことなのですけれどね!
恩師も日々〝教える〟ことにご苦労されていらっしゃるご様子を垣間見れた瞬間でした
さて、話を戻しまして、自分も生徒さんを色々なコンクールに送り出すようになってからは、〝教える〟ことの難しさを痛感しています‥
生徒さんのピアノを自分に置き換えて‥もっと上手くなりたい!上手くなるにはどうしたらいいのか?それを考える毎日で
その探究の日々がまた、苦しさと楽しさと両方、常に葛藤でした
来月からまた直ぐ、秋のコンクールに参加する生徒さんたちが待っています
今年度のコンクールとしては、半分終わった感じです
ひとまずお疲れさまでした🥂
生徒さん、そのご家族、自分に言いました😊