小学生も高学年になる頃から、ピアノの練習している時間が取りづらくなる
学校帰りは遅くなる
他の習い事も充実してきた
中学受験組さんは致し方ないとして‥受験しない小学高学年さんが、真っ二つに分かれた
1、ピアノ練習している時間がないので、上手くならないのでやめさせます‥ これは親御さんから、当のご本人は〝やめたくない〟と言っている
2、ピアノ練習している時間がないので、やめたり、回数を減らしてもらうことも考えましたが、そうすると、もっと弾かなくなる‥ なのでやめさせません
この2種類に分かれた
2を仰った保護者さまに、私はとても感謝した
ここでレッスンに来た時にだけ弾く‥でもいいですよ!やめるよりいいです!と言いました
全くやめちゃうと、弾けなくなります‥弾かなくなるから、離れてしまいます
ご本人のスケジュールを聞きましたら、ほぼ1週間埋まってて、本当にピアノ練習の隙間がとれないほどでした
それでも、ピアノを継続してくれる道を選んでくれたのだから、私もレッスンの中で〝練習〟する時間を一緒に付き合う♡と捉えればいいのだ!
と思うことにしました
その子その子の練習環境を聞いて、それに合ったレッスンをさせていただければいいのだ!
今の子は忙しい
子どもだって、大変なのだよね💦
さて、自分が子育てしていた時のある事をふと思い出した
娘の中学生の頃‥外で偶然会ったママ友と立ち話
彼女のお子さんは、とても熱心なスポーツの部活に入られていた
区で1位、都で1位だったかな?
それぐらい強い部活だから、当然練習量も半端ない訳です
毎日遅くまで部活、土日祭日も練習か試合
勉強している時間ないのよね‥と、お母様がポロリ‥
だから、部活やめて勉強すれば?とは言わない
だってやめて時間できたとして、その時間、勉強するかな?するとは限らない‥ 多分しないよ💦
だから、部活そのままでいい
授業集中して聞いていて、試験前部活ない時に勉強すれば何とかなるでしょ‥
と、仰ったのである
なるほど‥賢いママさんだ
部活で頑張る、その根性があるぐらいだ
勉強だって乗り越えられる
‥そんな風に聞こえた
話を戻しまして↩️
忙しいからこそ、気分転換になる時間も必要、ピアノのレッスン時間をそんな風に捉えてもらっても、私は一向に構わない
音楽の専門家になる訳じゃなし
中学の教師をしていた時、音楽室に入ってきた中学3年生の受験で頭いっぱいの生徒さんが、私に言ったことがある
〝音楽の授業だ、息抜きだなー〟
私にカチンとさせようと放った言葉のつもりだった?
私は答えた
〝そうよねぇ、息抜きして~!勉強ばかりだと頭狂うよ、音楽の授業あってよかったねぇ〟
本心であった(その子がポカーンとした顔になったのは言うまでもない‥ なんだこの先生、まさかの、へこたれてない😯 こんな感じだった)
音楽なかったら、どうなる?
私は、音楽教師だ!誇りに思ってる!こんな素晴らしい教科はない!
と、何倍にもして返してやった笑
‥中学3年生にとって技能教科の授業は分岐点だろう‥誰ひとり、音楽の授業を小馬鹿にして受ける生徒はいなかった(と思っている)
寝させてたまるかい⁈
声出して歌う、いい曲を聴く(鑑賞の時間)リフレッシュ時間になるのだ🎵
明日から2月ですね
豪徳寺の紅梅が満開でした
寒い中に凛と!何と美しい姿だろう
受験生頑張れ‼︎
思わず、私も背筋が凛とした