とある勉強会でのこと
いわゆる試演会
終わりに講師の先生からの講評がある
そこで、この言葉を聞いた
「今の子は、先生は何度でも注意してくれると思っている」
😱
自分も1人の指導者として、何か響いちゃった‥共感というものである
生徒さんは、注意されて当たり前、一種の注意に慣れちゃっているのかな?
慣れちゃうと、どうなるのかな?‥注意またか、と聞かなくなるのかな?
何度でもできないことに付き合ってくれると指導者に甘えないで、自分から直す姿勢が大事!という意味で、講師の先生は仰ったのだろう
私は、修行中、この様に習った
「注意は一回で聞くもの、指導者は言いたいことはいっぱいあるのだから、一度で直し、次の注意をもらえるように」
これは、大変な急な坂だった
平坦な道がなくて、ずっと上り坂↗︎
まぁ、修行の身だからね、その最中は何も言えない、黙って黙々と前を行くのみだ
はて、趣味で習う子の指導はどうか‥
「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」徳川家康の粘り強さを参考にさせていただき? 基本できるまでお付き合いしますよ!
実は、生徒さんもまたこの注意か?と思うだろうけれど、言う方としても本当は何度も同じ注意はしたくない😓と思っているのです
これまた、ある講習会で、「お母さんは、言いたいことが10あっても、9言わないで1言ってるの、だから聞いてね(お子さん用)お母さんも9我慢して、1回にとどめてくださいね(保護者用)」というのがあった
ほー、聞く方も言う方も、相手側の気持ちを慮ってのアドバイスである
色々、格言を参考にさせていただきながら、注意ひとつとっても言葉を選んでいますが
数ヶ月同じ注意が続いて、そろそろこの注意⚠️お互い飽きた⁈ という時に、前出の試演会での言葉が降りてきて、ヒント💡となり、言葉を発してみた
「今日が最後ね、先生ももう言わない」
正直、賭けだった
賢い生徒ちゃんであることは重々知っていたので、この一言で〝わかってくれる〟と思った
もう言いたくない先生側の気持ちを‥
すると、次のレッスン時に!起きた〜✨
生徒さん、自ら行動を起こしたのである❣️
言われてからやる と 自分からやる のでは全然違う‼︎
なんか生徒ちゃん、イキイキしてた✨
同じ注意受けてから直したら、生徒さんとしても直してあげた、みたいな?先生側が陣を切っているようで?シャクなんだよね
直すもんか!と意地になることもある⁈
いい!それぐらい負けず嫌いなのが丁度いい!先生は好きだ、そういうところ♡
レッスンの主導権は生徒さん側にあるようにもっていく✌️指導者は考えないといけない
一方通行でなく、行き来する🔄
テンションが上がるレッスンがいいレッスンなんだよね↗️
楽しいレッスンになる為に、先生も学ぶ
生徒さんから教えてもらっています
ピアノレッスンは、ピアノを弾く技術さえ知っていればできるものではないなぁ、と思う出来事でした
☺️