教室春休みの最終日
日本伝統芸能の鑑賞に参りました
沢山の学校が立ち並び、近くには賑やかな東京ドームシティーのアトラクションがそびえる中
能楽堂がひっそりと、しかし、貫禄ある風情を醸し出していました
狂言とは、簡単に言うと、古典的な喜劇ですね!
観客のクスクス笑いが劇中にこぼれます
おかしみ というのですね?狂言のもつ特徴のひとつです
シンプルな美しい所作の中のセリフ劇は、庶民の日常などを題材に、人間の習性や本質をするどく切り取って、大らかな笑いに変えていました
語句の解説がプログラムにあり、「わっぱ」わあわあ大声をあげる場面が沢山あり、笑うことは、生活の中で大切なんだよ~と言われている様にみえました
いやーそれにしても、プロとは言え、よく覚えられましたねぇ
ドラマじゃない🎬録画も何もできないぶっつけ本番のみのライブですよ!
凄いなぁ‥そこに先ずは驚きと感動です
舞台の本番の厳しさを痛いほど知っている私は、芸能の世界に生きる人の、日々のお稽古を想像するだけで胸がいっぱいになりました
本日の演目のひとつ「吹取」は、名月の夜、五条の橋で笛を吹くと、笛の音につられて女が出てくる‥優雅な材料が揃った叙情的な場面
その女を妻にせよ‥と、独身の男が観世音のお告げを受ける
が、何せ、この男、笛が吹けなかった
それで、笛の上手な知人に依頼する〝笛を吹いて、女の人を呼び寄せて!〟と‥
女はちゃんと観ていた
で、笛を吹いた男の方についた!
ほらね、楽器のひとつや二つできないと結婚もできないのよ😅
‥そう言えば、ここのところ、体験のお問い合わせはめっぽう男子や大人の男の方が多い
時代なのねぇ、と思っていましたが、違った汗
大昔から、楽器演奏は、男の人のやるものでしたってまさかの狂言から教わりました😅
楽器演奏できると、モテるよ!違うか笑
春休みはたっぷり充電させていただきました♪
明日から今年度のレッスンスタートです♪