2023.03.18ピアノ

音の感覚、音の勘が音感


よく音感がいい とか 音感がある





などと言いますが、そもそも〝音感〟ってなんでしょう?





絶対音感、相対音感というのはありますが、私はそれだけではないと感じています





音の高低、長短、強弱、調性、音質や音色の聴き分け、音に対する美意識‥









字の如く〝音を感じる〟能力のことではないかと思います









今日、ある生徒さんが弾いてきたト長調のこちら↑





初めて私がレッスンでみる曲でしたが、ファ♯の調号をつけないまま弾いてきた😓





これって、調号見るの忘れた‥とかそういう問題じゃなくて…





Q. なんか変だと思わない?





A. 思わない





‥😕ありゃ、こりゃ困った⤵︎





仕方なく、ファ♯つけてないのとついたのと2種を何度か弾いてあげた





ねぇ、どっちかが「まぬけト長調に聴こえなかった?」と聞いてみましたら





「ほんとだ!ファ♯つけないで弾くと、まぬけな曲に聴こえた😅」と、ようやく気付いてくれました





要は、音感ってよく聴いてないと育たないものなんじゃないでしょうか‥





注意深く聴けば、ある程度は誰でも育つのではないでしょうか‥





興味をもって聴いているかいないか‥これがとても大きいと思います!





ちゃんと聴けばわかるのに、ただ鳴らしているだけで、音楽として捉えようという意識をもたない限り、いい音には繋がらない‥のではないかと思いました









別の曲に移って、速度記号が書いてありましたので、この範囲内で弾くことが目標ね!と言いました





途中速くなっちゃったり、遅くなってしまったりしたので、メトロノームで合わせました









速度も立派な〝音感〟の1つだと感じます





同じ速さでないと、そもそもリズムにのれませんよね?





へんてこな音楽になってしまいます😓





今日は、まぬけ や へんてこ という言葉を敢えて使いました





普通に調号ついてないわよ、とか、速さが一曲の中で変わってしまって変よ、というあたりき車力の言葉を言っても、生徒さんには注意された💦という気持ちにしかなってもらえないように感じ





できるだけ明るく、何なら笑いながら、間違いを聞いてもらえるように、と‥😊





2/4拍子とあり、拍子感覚も音楽の大事な要素です





 〜いい音が好き、綺麗な音がいい〜





と思ってもらえる〝耳〟を育てること





音感と一言で言っても色々な要素があり





いい音に対する〝感覚〟と〝勘〟を総じて〝音感〟





なので、音感の良さと勘の良さ は、比例するように思います





勿論、音楽の勘ですが‥





なんやカンや、カンカン言いまして、失礼致しました笑






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