2023.03.17ブログ

登山電車のジグザグ走法のように






最近購入したカラフルな教則本





短く、弾き易く、進み易く





初心者の生徒さんによく使用しています





 思えば、生徒さんは常に大変なことを頑張っていると思います





曲がやっと仕上がったと思ったら、また新しい曲です





しかも、曲は難しくなる一方です





それがずっと続く‥これはしんどい💦ことです





楽しいとか嬉しいとか、ややもすると置き去りになってしまう恐れもあるかも‥‥⁉︎





 自分、高校生の頃から大学4年まで、約7年間ずーっと大変でした💦





曲は常に3曲暗譜しているものがあり、一曲終わった日というのは喜びの日ではなく、必死の日でした💦





何故ならその日のうちに何としても楽譜を調達しなければ練習が始められないからです😓





次のレッスンまで1週間しかないので、1日とて無駄にできなかった💦





当時、一番近い輸入楽譜が売っているのは渋谷の道玄坂にあるYAMAHAでした(今はもうないですね)





親からいただいた万札を握りしめ(楽譜がとても高額でした)電車を乗り継ぎ、急いで駆けつける💨





○○出版 ○○作曲 ○○を弾いてくること、全て指定でした





先生から出される宿題は次々に途切れることなく出されます





ついていくのに必死💦 卒業まで続き、自分が弾きたい曲が弾けたのは、大学卒業してからでした





そんな7年間を突っ走ったのは、専門家になる為の当たり前のカリキュラムだと思います





あっ、もう決してできません😅





あのような酷な時間、もうできない、あの時だからできた‥って思います





若いって凄いですよね‥気力も体力もありました





因みにこれ、音大時代の同級生とか先輩‥みんな言ってました😅





もうあんな大変な思い、2度とできないって💦





まぁ、みんなそんな時代を経験してきているんですね‥一応





 それはそれとて





生徒さんは、趣味で習いに来られているのです





なので、自分がこなしてきた〝宿題〟と同じような〝宿題〟の出し方は、しません←当たり前





その子その子のペース、目的を見ながら、カリキュラムを組み、進めます





弾きたい曲があったら、言ってね!とも言います♪









 以前、箱根の登山電車に乗った時、えっ⁉︎ と思うことがありました🚃





進んだ、と思ったら、止まって、動き出したのは後ろ!バックに進み





また止まって、前進🚃





それを何回か繰り返して山を登って行きました⛰





急な坂は、一気には登れない!





ジグザグに勾配を緩やかにしながら登って行く〝スイッチバック〟と言うそうです





ずーっと頑張り続ける‥これはキツイ💦疲れる💧と思うので





例えばAというシリーズの教則本の1.2やったら、他のBというシリーズの教則本の1やるとか‥





Aシリーズを12345‥って進まなくてもいいじゃん?って思うのね





他のシリーズなら、ゆるめたこともあんまりご本人には分からないし‥





難しくなるばかりが進度の全てではないと!





休憩を上手に入れながら、進んでいく





登山電車のスイッチバックのようにね😉





景色も変わって、気分一新、また頑張れるのですよ





ジグザグ進む‥う~ん、案外この方が効率上がるかもよ〜😊


































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