小学6年生の生徒さんが、学芸会でピアノを弾くことになったと言って、楽譜を持ってきた
わー!素晴らしい👏と喜んでいたのは、私ばかりで、ご本人はきょとんとしている
〝オーディションで選ばれたの?〟と聞くと
〝いや、他にピアノ弾ける子がいなかっただけ‥〟と言う
〝オーディションも何もないの〟
‥
中学受験の子が弾いている時間がないというのはわかるけれど、受験しない子でもピアノを続けている子がいない
ほー、早いうちに辞めちゃっているのね‥
そう、それ
と言う
なんか、淋しいね‥💧
ピアノは10年習うもの‥というのを聞いたことがある
弾けるようになったら楽しいけれど、弾けるようになるには時間は多少かかるものだ
みんなー、短気(ここでは短期もいけるな!)は損気というではないか!
ピアノ続けようよ!
友だちをつくるのは容易い、が、友情を保つことは難しいと言います
ピアノもね、習うより、続けることが大事なんです❗️
誰にともなく、心の中で叫んでいた
私は小学生の時、ピアノ以外に習字とソロバンも習っていた
習字は、習字塾の中の五段まで取り、ソロバンも2級まで取ってやめた
ピアノ一本に絞る為に、他の習い事を辞めたのだけれど、途中で辞めるのはやった意味がないから嫌だった
ある程度、身になって納得してから辞めた
中途なほど勿体ないものはないと思っていたので‥
ピアノも自分で音符が読めるようになった!とか楽しめるようになった!とか
10年ぐらいを目処に続けていただきたい、と願っています
少なくとも、ピアノ教師という仕事に関わっている人たちは、その様な思いで、レッスンに当たっていると思います
習っていてよかったなぁと思う日は必ずきますから
細く長く楽しんで欲しい‥この気持ちを新たに感じた今日の出来事でした
赤紫蘇の花が咲き始めました
習い事 身になるまで
植物も実になる頃ですね