こちら、台東区ミレニアムホール
生徒さんがコンクールに出られた際に来たことがあった
‥ん? あの時のピアノではない‥
確かホールにあるのは、スタインウェイフルコン一台の筈‥
え!? まさかのピアノ持ち出し😵 椅子も赤い😵 マイチェア⁈
かっこよい‥
ホールとのマッチング出来過ぎ‥
この空間‥世界感
なんか凄いリサイタルに来ちゃったみたい(予習してないのバレバレ😅)
パンフレット良く見よ!
1787年製ニューヨーク・スタインウェイ使用とある
そう、こちらのピアノ、やっぱりヴィンテージものだったーーー
いいのか写真撮って、こんな貴重ーーなピアノをあっさりスマホカメラで📱‥(もう撮ってしまったよ、勿論開演前‥)
ただならぬオーラ✨感じて、思わず写真撮って、ブログにアップまでしていいのか? 私捕まる⁈
いざ、開演
音が
風のよう
ppが響く
均一な音質
透明感のある繊細な音と、闇の中でうごめく狂気な音の融合
神にも届く、宇宙と繋がる世界を〝音〟で感じた
渡邊智道氏の芸術性を、五感全てから頂戴した高上なリサイタルでした
帰りの電車の中で📱で検索して知った、1878年製スタインウェイは
愛してやまないホロビッツが
日本での宿泊ホテルにあったこのピアノを絶賛してそのホテルで急遽コンサートをしたそうな😵
1878年と言えば、前年にリストが亡くなっている
現在は黒が主流のピアノだが、当時はローズウッドが流行っていたそうで、茶と赤茶を足した様な色合いが自然を連想させ、上品で美しい艶を醸し出している
音もまろやかでやさしい、琴線に届く
参った‥
しばらく、自分は打楽器のピアノの部分を捨て、撫でる様なタッチをするだろう
そう、ぶつける音ではなく、静かに染み入る音を追求しよう
これぞピアノの音色
ピアノの美しさを追求されていらっしゃるご姿勢、熱き思いに心を打たれた時間でございました
渡邊智道氏、ローズウッドスタインウェイ、音楽探求編集室、タカギクラヴィア
ありがとうございました