
敬老の日の今日、こちらへ参りました

お友達が出演なさるのですが、「七代目杵屋和吉襲名披露公演」という記念すべき大きなご公演を観させていただきました

長い
横へながーい‥ということは、土地が広い
前は皇居お堀🏯 この一等地に!
贅沢な時を過ごしにきました!というのをひしひしと感じます

一歩足を踏み入れて、豪華絢爛さに背筋が自ずと伸びました
お着物をお召しになられ、髪の毛も和装のセットをされたご婦人が沢山見られました
お美しい
踊、長唄、三味線、小鼓、大鼓、太鼓、篠笛‥邦楽のことはよくわかりませんが、それぞれ〝カタ〟があることは同じなのだろうなぁと思いながら拝聴させていただきました
長唄の発声、音程の取り方、楽譜の見方‥代々伝統文化を受け継がれ、今ここに響いているのだと思うと、お稽古の大事さに感慨深いです
その唄の伴奏に当たる?三味線やお太鼓の奏法も一糸乱れることなく、引き込まれました
椅子に座って、或いは立って演奏する西洋楽器と違い、座って演奏され、目線も下を向かれていました
まるで雛人形のように、じっと
どこもかしこも〝和〟の世界で、日本人であることの誇りと心地よさを五感全てから感じるのでした



この立派な国立大劇場
実は、9月から〝さよなら公演〟が始まっておりまして、来年の10月で一旦閉館
29年秋に新しい国立劇場が生まれる予定だそうです
50余年沢山の公演が開催され、沢山の方々がこの会場に足を運ばれたでしょう
全く老朽化は感じませんが、見た目には耐震はわからないものです
美しく素晴らしい建物なので、とても名残惜しいですが、舞台が回転される最新の設備が施されたりするのでしょう‥ 新しい国立劇場も今から楽しみでございます

千穐楽は特別出演 野村萬斎氏の狂言
所作がお美しくて、お人形さんのようでした


こんな素晴らしい公演を堪能させていただき、日本芸能はもとより、それを日々次世代に伝承されていらっしゃる邦楽のお師匠の方々に感謝と尊敬の念でいっぱいの帰路となりました
人は食べること、働くこと‥生活の中にこれだけはなくてはならないことがありますが
いつの時代も音楽で豊かな時間を必ずもっていたのです
芸を磨き、精進する時間が生活の中にあることがどれだけ日々の生活に輝きをくれるでしょう
芸術にいそしんでいらっしゃる人を観る度に心から思うことでございました(今日は何故か日本語が綺麗だぞよ、これや邦楽を拝聴した効果か⁈笑)
心配していた台風の影響は、奇跡か⁉︎ 運よくも一滴たりともありませんでした🌂
演技=縁起
よろしく、めでたしめでたし👏👏👏