教室の時計
ト音記号いっぱい🎼
ところで、ト音記号の名前を教える時に一緒に教えてしまうものがあります
ハニホヘトイロハ
この中に〝ト〟があったね!
これこそが、ト音記号の名前の由来
ト音記号は〝ト〟つまり〝ソ〟の音から書き始めるからこの名前がついたの!
という事で
ドレミファソラシドがイタリア語🇮🇹で、日本語はハニホヘトイロハなんだよ🇯🇵と一緒に教えることができるということ
おまけにイロハニホヘト(旧かな使い)って、今のあいうえお(五十音順)に当たるの
あいうえお…の前は、いろはにほへと…で、戦後(1945年の敗戦後)新かな使いに切り替わったのよ!
今でも、何か覚える時に、そのイロハは…などと言うよね⁈ と教える
ここで気をつけなければならないことは、イはラでドではないということ!
西洋音楽はCを中心として発展してきたので、C=ド
から並べる為、ハニホヘトイロハになるけれど、イロハニホヘト(色は匂へど 散りぬるを…と物語りになっていて、風情があったね)が先にあったので、音楽の世界ド=ハから並び変えることを忘れず!
これと同様にアイウエオが日本語なら、英語ではABC…に当たる
ラをスタートのAにしてABCD…と並べるだけ
〜♪〜♪ここでラが何故Aか? 豆知識〜♪〜♪
古代ギリシャで当時使われていた弦楽器に張られていた弦の中で、一番低い音の弦を「A」と名付けたそうです それが今の音でいう「ラ」だったとのこと 一番低い音、つまり、始まりの音をアルファベットの最初の文字にしたのですね
今でも、チューニングの音はA=ラですね!
因みに、赤ちゃんの産声は世界共通〝ラ〟だそうで、〝ラ〟は、まるで音の起源の様に感じます
偶然にしても、不思議ですねー❗️
〜♪〜♪〜♪〜
話はどこまでも脱線⁈ いえいえ膨らみます🎈
こんな風に、ト音記号の名前を覚えるのに、〝この子の名前はト音記号、ト音記号、ト音記号!〟という〝暗記〟の覚え方はさせない
だって面白くも何ともないから
勉強って暗記させられる=強制>_<(勉強という漢字にも〝強〟が入っている>_<)…という感じから入ると、嫌いになっちゃうと思うんです
○○ちゃんのお名前もお父さんとお母さんがこんな子になって欲しいとか、この字が好きとか、意味をもってつけてくれたと思うのよね♡
ト音記号ちゃんも同じ
しっかり意味があって、ト音記号となったのね
♪ドレミファソラシドがイタリア語だった事も知らなくてドレミ…って言っていたと思うし
名前由来から日本語でドレミ…はイロハ…に繋がり
英語のABC…に繋がり
ひとつのこと伝えるのにどんどん色々なことに広がるのでした
へぇって思って、記憶に残って、勉強って面白いねってなってくれたらいいなと
感動のないルートのない覚え方って、結局忘れるのも早いと思うのです
へぇ
が多い分、感動が多い分、ルートを知る分、
記憶は深く、勉強は楽しく面白くなる
と思います
ただ名前を教えるだけ、上辺だけの教え方はしたくないなぁと思ってレッスンをしているのは、そんな思いがあって♡です♪