保育園のときから通ってくれている、ある生徒さん
小学高学年になられ、中学受験やら塾やら、勉強とピアノとの兼ね合いのお悩みが始まる時期に差し掛かかってきました
ピアノ教師という仕事は、普通なら、長く成長を保護者様と見守れる
大袈裟ですが、第二の母?のような存在
であります、ありたいです
少なくとも、私はそのような気持ちで接しています
わ~、この子もついに高学年か…大きくなったものだなぁと、微笑ましく思っていたところでした♡
たまたま次の生徒さんまで時間が空いていたグッドタイミングに、お月謝をお持ちになられた保護者様
レッスンが終わった生徒さんと、ちょこっと〝にわか三者面談〟みたいなことになりました
受験も考えていますが、ピアノ初め、他の習い事はやめたくないと言っておりまして‥
でも、実際、練習の時間もあんまり取れなくて‥
から始まり、親子さんでどうする⁈どうする⁈となったその時、お母様がピシャリとこう仰ったのであります
「あのね、続けるなら続けなさい。ピアノは、習い始めた時からずーっと唐沢先生にお任せてしているの!
あなたがどんな状況の時でも、唐沢先生に任せたんだから、先生についていきなさい」
涙
私に‥任せられたって
それを聞いた生徒さんは、それ以降何も言わず、頷いて終わりました
(こちらの生徒さんに関して、前々から感じていたことですが、忙しい中ピアノを習いに来ていること、そんな中できる範囲でピアノを続けること、レッスンに来た時だけでもピアノに触れるぐらいの無理のない内容を心掛けること…etc、この時心新たに、自分に言い聞かせたことは確かです)
人は、その時その時で変わります
今どんな状況の中、ピアノを習いに来られているのか‥何も考えずに教えていてはいけないなぁと、改めて感じた瞬間でした
人様に任せられている 少なくともピアノに来ている時間は、紛れもなく任されているのだ
保護者様からのご信頼を受け、責任を持って関わる
先生でよかった‥と思っていただけるように、生徒さんお一人おひとりと向かい合う
それが、個人レッスンという仕事の成せること…私の仕事だ

足元にこんな葉っぱが落ちていました
♡に見えました
今日も、生徒さんと保護者様に、自分ができる一番の寄り添いをすることを頑張ります❣️