2021.06.17ピアノ

エチュードも音楽的に


小さい生徒さんは、子どものハノンをやっています













ハノンは同じ繰り返しだけれど、終わりの小節の○印は音が違うのです





うっかり同じ音型で弾き、○印の音を楽譜の音では弾いてこなかった生徒さん





ここでクエスチョンです





Q〝なんで、ここだけこの音なんだと思う?〟と2箇所について聞いてみました





‥‥まぁ、わかったら間違えなかったから、わからなくて当たり前ですね









正解は、終わりの感じを自然と出す為でした!





同じパターンの音で弾くと、まだ続くのかな?という印象に聞こえて、それでも終わりにもっていくと、強引で不自然に聞こえてしまいます♪





ハノン大先生も同じ繰り返しがいい訓練になると作られた曲でも、音楽の流れに反するものはおつくりになられなかった💦ということですね❣️





昔、勉強会で色々な調のスケールを弾くことがありました





音の序列で、音の粒が揃っていて、調号があっていることが大事かと思って、参加者のスケールを聴いていましたら





あっと驚くスケールの演奏の人がいました‼︎





速度とか音の美しさだけではなかった





その人のスケールは、スケールでも〝音楽〟になっていました(O_O)





たかがスケール、されどスケール、スケールだって〝音楽〟になるんです‼️









どんなエチュードでも〝音楽〟ありきなのだな、と教えられた瞬間でした❣️





ハノンをいかに楽しく、音楽的に演奏するか⁈ 終わりの音型だけほんの少しずらした音の中に〝音楽〟を感じて欲しいです😃










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