発表会前にこんなことが起こった
急に弾けなくなった、間に合うかな?
少し前は弾けていたのに‥何で?
と、不安そうな生徒さん
そしてアンサー
あるのよ、そういうこと(実は起こるべくして起こってる)
ずっと同じ速さで弾いていると崩れてきちゃうの
仕上がってからは、本番で演奏する速さでずっと弾いてない?
うん、と生徒さん
仕上がっても、ずっとゆっくり弾くことをやめないで! もう一度、最初に楽譜もらった時の気持ちに戻ってゆっくりさらってみて!
まだ間に合うよ! また必ず弾ける様になるから絶対速く弾かないでね!とアドバイスした
そして、癖でいつもの速さで弾いてしまいがちなので、具体的にメトロノームの数字も伝えておいた
次のレッスンで、見事に弾けるようになっていた!
ちゃんとゆっくりの練習したのね!
うん、うん と、嬉しそうに頷いた生徒さん
そして、こう言ったのです
〝本当だった!ゆっくり弾いたら、本当にできた!〟と満面の笑みで😄
その言葉を聞いた時、結果を見える形で出すことが大事だとつくづく思いました❗️
教師たるもの、生徒さんにこの成功した実績を積んであげることこそ、信頼関係が築けると感じた
あー、この先生の言われた様にやれば本当に上手くなるんだ!
この先生についていけば大丈夫だ!
って思ってもらえることを、レッスンの度に重ねていかなければならない
当たり前だけれど‥うんうん頷く様子見た時、心からそう思った
…全く違う話にそれます 特に何を買うでもなく、行って決めればいいとスーパーに行った時、本当に何もなかったらガッカリします
が、いい商品があって、あー来てよかった!って思わせてくれるのがいいスーパーなんです!
そして、またそのスーパーに足を運ぶようになりますよね⁈
そのスーパーを信頼したからです!
ピアノも、レッスンに来てよかった!って1回1回思ってもらわなかったら、少なくとも私はイヤです
レッスンに行っても何の収穫もなかった💧って残念な気持ちにさせたら、失礼です
時間とお金を使って習いに来てくれているのですから
そして、子どもでも、先生の力?指導力ってわかるのですよ‥いや子どもこそ、本能で、見破るものかもしれない
因みに、自分も子どもの時、先生のご出産やお引越しなどで何回か先生が変わった
何人かの先生についたからわかったのかもしれないけれど、この先生はちょっと違うな、効果が上がるアドバイスだな‥など、子どもながらに、いい先生というのは気付くものだった
的確なアドバイス、効果が出るアドバイスをしてあげたい
上手にさせてあげたい
生徒さんは上手くなりたいと思っているのだから
叶えてあげられる先生でありたい
独身の時、中学の音楽教師をしていた
先輩の先生方に言われたこの言葉が今も心に残っている
〝教師は、生徒の生活全般を指導する でも一番は何だか知ってるか?〟
……なんだろう‥
アンサーはこうだった
〝授業で勝負する 自分の専門分野の教科がちゃんと教えられるかどうか、これが一番大事だ 授業こそ、その先生の一番の見せ所だ
授業の上手い先生は、必ず生徒から信頼される〟
ピアノで言ったらレッスンだ
どんなレッスンをするか?いかにレッスンするか? が一番大切なのだ
ずっと前の誕生日プレゼントにいただいた🎁
鵜の卵、ホンモノの卵🥚にアートが施されている
そう、オルゴールなんです🎶
ものすごく綺麗な音が響くの‥卵の形や素材の為かしら? どのオルゴールよりも音が綺麗です
発表会休暇も終わり、明日から平常運転です!
最短距離で上達!
先生についてよかった!と思われる様に、いいレッスンをしていきたいです😊