我がピアノ教室には、4、5歳ぐらいから習いに来てくれる生徒ちゃんが多い
思えば、就学前からのお勉強?が始まることが多いのがピアノなんです
長くはピアノの椅子に座れない
字は読めない
‥は、当たり前
学校行ってないその年齢なので、落ち着いて何かやるという習慣は、まだ経験していないのですから(逆に、就学前に習い事しておくと、その意味で学校生活もスムーズかも!)
できなくて元々、と、こちらは慣れっこです
自分の子どもも育てたから?と言っても、遠い昔のことなので💦忘れることありますが
今でも、児童館、保育園などで、小さい子たちにわらべうたを伝える仕事を続けていますから、子どもの特性?には見慣れています☺️
さて、最初は、ピアノ教室というよりは、保育園状態でスタートした生徒ちゃんたちが、突然〝敬語〟を私に使う日が訪れます
😵
〝うん〟だった子が、今確かに〝はい!〟って言った⁈ 語尾に〝です〟〝ます〟がついてる‼︎
そら耳じゃないよね、言ったよ!(内心すごーくびっくりしている自分😵 本人は多分無意識でしょうから、本人に余計な事は言わない🤫 気が散るし、照れるでしょうから、何食わぬ顔でレッスンを進めます)
私は言葉遣いは決して強要しない
レッスンに構えてしまうと萎縮しちゃうので、小さい子はそのままでいい
いずれ、自分からやり出すまで待つ!
そしてその日がきた! あの歩き回って私と音楽遊び?をしていた子は、一体どこへ⁈ どうした⁈ 何があった⁈ 急にお姉さんお兄さんになる日がやってきた‼️
あの遊びの様な?(本当は遊びじゃないのよ、遊びながら学ぶのが幼児さんなので)ことをしていたのは、決して無駄じゃなかった!待っていてよかった!
と、その成長に泣けるほどの喜びの瞬間です🥺
そして、ひとりの人としての成長を見れる自分は、この仕事だからこそで、とても幸せなことが体感できる職業だなぁとしみじみ感じます
例えば、保育園や幼稚園の先生、小学校の先生は、その通っていた時だけですが、ピアノ教室の多くは、幼児期〜学童期〜青年期という一番成長する時期を見れるのです❣️
敬語にびっくりなら、落ち着いてピアノに向かう日がきて、いつの間にか両手ですらすら弾き出す🎹
〝化ける〟日がくるんです‼️
できない>_<を溜め込んで〝できる〟がある!
〝できない〟をそのままにしておくことが〝できない〟になるだけ
よく保護者の方から〝昨日できなかったところ、一晩寝るとできてる!ということがピアノはあるのでびっくりしています〟というお話をお聞きします
諦めない心、逃げない心、頑張った達成感‥をピアノは無言で教えてくれます
こちらの年齢別ソルフェージュ
音符にスマイル😀
動物さんが裏に、ちゃんと座ってお勉強中🐷🦣
幼児さんから児童さんへ
ここからは、一歳きざみじゃないのね
果物🍒お野菜が音符になっていく♩♪♫
自然に、無理なく、音符の世界に入る🎼
いつの間にか、お兄さんお姉さんになる様に
音楽教育もゆっくり進めていきます
ピアノ教室って一言で言うけれど、そこには、音楽、言語、運動、行動、思考‥etc.人として様々な要素を年齢ごと、個性ごとに合わせられる能力が指導者として必要だとつくづく感じます
まぁ、ピアノ自体が、その全てがあって弾いているっていうことなんですけれどね
将来、生徒の殆どがピアノ教師になる、という私の師匠は言っておりました
〝ピアノは人間性で教えるものよ〟
ピアノだけ教えていれば、教えられるものじゃないーという意味だったのでしょう‥人が直に伝えるものは、どの世界でもそうかもしれません
上へ上へ引っ張るのではなく、奥へ奥へ進んでいきます
その子の成長に合わせて♡
そしていつも大事にしていること、決して諦めない〝継続は力なり〟