暮のクリスマスの頃は、お菓子はお菓子でも洋菓子系を、年が明けたお正月は、和菓子系を頂戴することが多いです

つくづくお菓子は、季節のお届けもの♡と感じます

なんでしょう⁉︎と思いましたら、ニ十四節気とお花‥これは展覧会になりますね！

折角なので、並べてみることに◯

おー、お見事なまでに、ちゃーんとひとつずつ入っていました🤭　ちょっと感動しちゃった🥺

　当たり前？　いえいえ、大変ですよ、抜かりなく全てひとつずつ入れるって‥何気なく、パクッと食べちゃって、こだわりぬいた一枚一枚の包装をポイっとゴミ箱に捨ててしまわなくてよかったわ😅　　

それ1枚でもやっちゃったら、揃っているのが分からなかったですから💦（今日ほど、自分、ニ十四節気というものがあるっていうこと知っててよかった！って思ったことないです笑　知らなかったら、なーんにも見ないでパクパクいっちゃうところでした笑）

お仕事の丁寧さにお店の心意気を感じました✨

いーい会社なのでしょうね、信頼と尊敬ということまで頂戴致しました

ぐるーっと一周、一年が巡る‥ 年の初めに自ずと、今年も四季折々の自然への感謝や無事安心安全の一年を念じました🙏

四季だけじゃない、その中に細かく24つに移ろいゆく季節に分けて‥でも

「節季」じゃないんですね⁉︎　⇨　「節気」です！

季だと四季になるから⁈ 気は気象からきているのでしょうか？‥色々想像致します

　（因みに、更に細かく分ける「七十ニ候」というのもあると聞いたことがあります）

そう、つまり、一つひとつ、全部違うんですよ❗️　　　　包装も中身も！　思わず中味って書きたくなる笑

お菓子と一言で言いましても、こんな形に季節や自然と寄り添って作られて✨　ここまでくるとお菓子という域を超えて　芸術作品✨

参りました

一月と言えば、1/5.6辺りから2/3辺りの立春までが「寒の入り」　　日本列島🗾寒さに包まれちゃう‥しばらく極寒じっと我慢の冷蔵庫状態ね🥶

それを細かく　小寒　大寒　

• 

福に寿という字が入っていて、見るからにおめでたい花ですね㊗️

別名、元日草（がんじつそう）や朔日草（ついたちそう）とも言われ、福寿草という和名もまた新春を祝う意味があり、縁起物の植物として古くから栽培されてきたそうです

• 

そして続くは　大寒

わらべうたで言ったら♪おおさむこさむ　山からこぞうがないてきた‥というのがありますね

これが♪しょうかん　だいかん‥って歌ったらどうでしょう⁈ リアル過ぎて面白くも何ともないですよね‥そうなったらお勉強になっちゃうじゃないですか😅

♪おおさむこさむ‥かわいいなぁ💕　　子ども変換しているから、そこに何とも言えない味わいが生まれるんですよね

椿がローマ字で書かれていて、外国の方でも読める様になっているのですね！　　日本の季節を世界の人にも伝えることも踏まえての⁉︎素晴らしい目の付け処❣️

お菓子も国際的に🌐　お菓子で世界を制す‥世界を最初から見据えていらっしゃる！　すんばらしい👏　　やるならそこまでやらなくちゃね！ってことです

と、思ったら、気付かれました？

そう、裏は漢字&平仮名で　大寒　だいかん　と書かれています❣️　　心遣いが細やか~ これなら小学生でも読める！‥いや、日本語難しいですからね、大人だって、たいかん？だいかん？‥‥よく分からないって思うのは誰かさんだけ⁈😅　　何気にこの平仮名、有難いです♡

そして、色々な世代の人におかき食べながら、会話も広げられる~という目論見もあったりする⁈💞

• 

ほー、松尾芭蕉の椿を歌ったこんな俳句があるのですね‥椿の花は、丸ごとぽとんと落ちて生首の様なので、お見舞いのお花には向かない‥などというのを聞いたことがあります

が、花の少ない寒いこの時期に、鮮やかな色で目立つ美しいお花は貴重な存在ですよね！

そして、もうあと1ヶ月もすれば、寒い寒いと言っても〝立春〟です🌸

• 

• 

のっと　‥こんな句でも知らなかったら、なかなかお目にかかれない言葉ですね　　ひょっこりという表現、覚えておきたいです

わらべうたにも梅はよく出てきます

♪うめとさくらとあわせてみれば　　うめのながめはぴんこしゃのしゃしゃ‥

♪うぐいすのたにわたり　うめにうぐいすほーほけきょ

♪あめかあられかてっぽうか　うめにうぐいすほーほけきょ‥

わらべうたなら直ぐ出てきますが、俳句は殆ど知らないので、五感を感じる季節の俳句も乙でいいなぁと思いました

こちらのおかきを入れた袋の裏に「‥心に花を持ち続け、あらゆるものの中に花を見いだし、人を自然を思いやって生きていきたいものです」とありました

お菓子ひとつ‥沢山の深いメッセージに、新年に相応しく心温かく穏やかになりました