楽譜がどれぐらいよめる様になったか?
どの部分でつまずいているか?
を知ることは指導者として、とても大事なことです
そこで、私の教室では級を設けて、〝テスト〟を受けてもらっています
この生徒さんはヘ音記号が苦手なんだな
この生徒さんは加線の音が苦手
この生徒さんは臨時記号があやふや
この生徒さんは中央域の音が苦手
この生徒さんは音はよめても音の場所の理解が今ひとつ(例えばドはドでもいっぱいあるので、どこのドなのか理解できているかどうか?)
などなど、生徒さんによって苦手なところが異なるものですが、それを知る手掛かりにテストを受けてもらうのです
できなかったところをこれからのレッスンの中で克服していく為です💪
さてさて、ご兄弟やご姉妹でレッスンに来ていただいているご家庭が結構いらっしゃるのですが
先日妹さんが1級を受けてのこと、1級が最初で一番簡単なのですが、こちらの生徒さんは6回目ぐらいだったかな?今回も惜しいかな、合格できなかった(満点をとらないと合格できないシステム)
あと1点だったね、惜しかった‥と言ったとき、ポロっとその生徒さんがこんなことを言いました
〝お姉ちゃんは1回で合格したのに‥〟さすがに落ち込んでいます凹
あー、そうだったかしら?私は全然記憶になかったのですが、ご本人としたら気にしていたのですね
ご兄弟でも一人ひとり違います
私は、この生徒さんに言いました
〝お姉ちゃんはお姉ちゃん、あなたはあなたよ、比べることはないよ〟
そして、こんな話をしました
スケートの織田信成は3人兄弟の末っ子さんらしいです
お母様はスケートの先生で、3人全ての子どもにスケートを教えたそうです
お兄さんお2人は、とてもスケートが得意で上手だったとのこと、信成君は‥実は一番スケートが苦手だったそうです
しかし、お兄さん2人が上手にできるのに対して、自分は上手くできないことをとても悔しがった信成君は、いつも最後までリンクに1人残り、練習に暮れたといいます
お母様は、思ったそうです‼︎
スケートに一番向いているのは
誰と言ったと思いますか⁈
スケートを得意としたお兄さんお2人ではないんです!!
サッサとできてしまうから、究めるところまでやらない、やめることも早くなる
不器用な信成君は、できなくても諦めなかった、何回も挑戦することを決して厭わず、練習した
この姿を見て、この子が一番スケートに向いている!と思ったそうです
そしてその通り、信成君だけがスケーターになりましたね⛸✨
才能って
努力できることなんです
直ぐできることではありません
しがみついた方が勝つんです!
だから、大丈夫‼︎
諦めないで、できるまでやり切る!続ける!
すると、器用な人をいつの間にか越しているかも?
うさぎと亀🐇🐢の話は、案外本当なんですね!
努力できる才能
才能を詳しく言うと、そういうことらしいです