2020.09.14ブログ

〝鳴らす〟ことを知るグロッケン


ピアノで〝メリーさんのひつじ〟を弾くことになった生徒さん





小さいお子さんにとって、付点四分音符と♪の組み合わせのリズムって結構難しいもの





♪メーリさんのひつじ‥のメーリ の部分がそのリズムに当たる





ピアノで弾く前に♪ミーレドレミミミと階名で歌ったり、手でたたいたり色々しますが





今日はグロッケンで叩いてもらいましょう









青がドね!と教え、先ずは右だけ→左だけ→両手をバランス良く使って叩かせます





不思議なのが、ほぼ100%の生徒さんが、人差し指を一本差し出して握り、手首は硬直して、マレットの先が音板を打った場所で動かないで止まっている





音を狙うのが精一杯で、〝綺麗に鳴らそう〟なんていう余裕はないもよう‥初めてグロッケンですからこうなってもしょうがないですが





この叩き方では全く音が響かない💧





ビチャッである









叩き方を教えないと叩き方って分からないものなのだ‥当たり前のことなのでしょうが、知りました





でも敢えて何も言わず、暫く見てる





〝どうしたら綺麗な音が出ると思う?〟 





メリーさんのひつじにならなくていいから、適当な音でいいから、いい音を鳴らそう!と思って叩いてみて!とふってみる





色々叩き方をさぐってもらうことも大事





そうこうするうち、たまに響くいい音がキーン、カーンと鳴るようになってくる





不思議だね~同じ楽器かと思うぐらい、鳴らし方で音がここまで変わるのね





ピアノもそうよね?同じピアノでもいい音で弾く人とそうでない人いるよね、要は弾き方なんだね









それから打つ場所、マレットの持ち方、打ち方などを教える









ひとつ言えることは





ピアノでいい音を出している生徒さんは、グロッケンでもいい音を鳴らすことが多い





手首の力が抜けている+指がしっかりしている  この事がピアノもグロッケンも鳴らす上で共通しているからだろう





つくづく楽器は身体の使いようだと思う





でもピアノのいい音は、子どもには分かりにくい、例えば猫が乗っても確かにドはドの音がなるのだ





かなりいい耳が育ってからでないと‥その点グロッケンは分かり易い





ビチャッがいい音でないことぐらい、小さい子でも聞き分けがつく





その意味でグロッケンはとてもいい教材なのだ





どの楽器にも言えることは、闇雲に叩く(弾く、吹く)のではなく〝いい音を鳴らそう〟という意識がないと奏でられないということ、楽器はその〝気持ち〟に応えてくれるものですから









そしてもうひとつ、面白いことを発見した生徒さんが数人いました





グロッケン一音一音〝どうして長さ(音板の)が違うの?〟と聞いた生徒さんがいたのです





長いと音は低くなり、短いと高くなるのよ、と教えるとへぇと





ピアノもそうでしょ?と言うと、あー、それでグランドピアノの形ってこの形だったんだ‥って、蓋開けて弦を見せる機会をもたないとダメですね‥と反省





たまに色々な楽器を触ることで、思わぬ発見があったり、音を鳴らすという意識が高まったり、身体の使い方の勘がよくなったり‥面白いなぁと思いました





これからもレッスンの中で、ソルフェージュと身体の使い方の観点から、グロッケンなどの打楽器(先日の太鼓に引き続き)に助けてもらうことにしようと思います😊






















からさわ音楽教室
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