2019.12.05ブログ

荘厳ミサ曲を聴きに



12月だ!

ベートーベンだ!

と言ったら〝第九〟をイメージすると思いますが、違います

クリスマスのイメージで〝荘厳ミサ曲ニ長調Op.123〟を聴きに来ました🎄

クリスマスと言っても宗教曲ですから、伝統的な書法で厳かな表現、演奏者の服装も黒白のみでした

せめて女性の声楽ソリストの方ぐらい色のあるドレスを着られるかな?と思いましたが、全員黒白で統一されていらっしゃいました

そりゃそうですよね、服装は曲に合わせるものですから

 

今日のプログラム〝荘厳ミサ曲〟は、ベートーベン作曲で、オーケストラ&合唱、ソプラノ、アルト、テノール、バスのソリスト付きの構成で、ニ長調というところまで第九と同じです

いや、こちらは加えてパイプオルガン付きですから🎹もっとフルですね‼︎

見応え充分❣️超豪華です✨

奥行きのある広い舞台に、隙間なくぎっしり演奏者が乗られていて、迫力満点、この上ない贅沢な構成です

ベートーベンの宗教音楽に通じる革新的な思いを目からも訴えているように感じました

 

 

 

そう言えば、ソプラノのソリストの森谷真里さんは、先月の「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」において国家独唱を歌われた方なんです❗️

〝君が代〟は音域がソプラノの方には低過ぎて、さぞ歌い辛かったのではとお察しします

が、今日はオーケストラの音、合唱の声にのる、通る、響く(今、日本を代表するソプラノソリストの方でいらっしゃいますから当たり前ですが)それはそれは素晴らしいお声がご披露されていらっしゃいました✨



 

 



いつ訪れても、素敵な東京芸術劇場コンサートホール



クリスマスイルミネーションが美しく冴えていました🎄

 

ベートーベンの渾身の作品に酔いしれた今宵🌃

ベートーベン殿には勿論、この大曲を練習し演奏して今に蘇らせて聴かせてくださった演奏者の全ての方に感謝の帰路となりました♪

 
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