








今宵は特別な夜
30年ぶりの再会✨
こんな時は、飛びっきり超一級店で乾杯したいじゃないですか🍶
世田谷の隠れ家〝我ん家〟さんにお邪魔しました!
焼く、茹でる、炒める、揚げる、蒸す、煮る、和える‥
和食には様々な調理法があると思いますが、素材がこんなにも豊かに活かせるこちらのシェフさまは、どれだけ素材と調理法を知り尽くされていらっしゃるのだろう
その上、一品一品がひとひねりもふたひねりも加えられ、シェフさまの思いの丈が隅々に気迫で満ち満ちている
絶品✨
和食は深いなー、日本人でよかったなー、しみじみ思いました
ところで、シェフにとって料理は作品
腕を磨いた修行時代、素材を見ての閃きからその日のコースとしてのメニュー決め、客が来る時間に合わせた下ごしらえ、火加減、茹で加減、塩加減‥
更には次の料理を出すタイミング‥
全て〝時間〟が織り成す技だ
そしてあんなに時間をかけて準備をしたのに、口に運んだ瞬間から生まれたと同時に消えていく‥
これは「音楽」と全く同じ⁈
学生だった時、ピアノの先生に言われた忘れられない言葉がある
〝音楽は時間の芸術〟
固まった
凍った
音の芸術じゃないんだ‥
テンポ、間の取り加減(溜め加減)‥
止まる事も戻る事も出来ない一度きりのもの、一度出した音は消しゴムで消せない
厳しい、儚い
そこが音楽の美しさ、気高さ
この見えない消せない残せない〝時間〟という言葉の表れに音楽の芸術という姿を感じ知ったものだった
うーん、素晴らしいお料理に舌鼓を打ちながら、音楽話に繋がりました
芸術の秋ですね🍁