2018.05.26ピアノ

生徒さんへの対応

発表会後は1週間空けてのレッスンになる🎹

発表会に出られなかった生徒さんは1週間空ける意味はないから、ノートに問題を書いて宿題として出しておいた✏️

ところが、教室入るなり「この宿題、時間なくてできなかった」と言ったある生徒ちゃん。

ははーん‥

ここはどう出るべきか?

騙されてあげるか?

「そう、忙しかったのね、じゃ次までにやってきてね」とあっさり流して欲しいのが生徒さんの気持ちだろう‥

自分は、生徒さんによる。

叱って伸びる子と叱られて凹んでしまう子といるから、その生徒さんに合わせる。

自分が音大受験時、保護者会があり、母親が先生からお聞きしてきた事の中の1つに「叱られてへこんでしまうような子は駄目なんです。叱られたら、なにくそー!って返してくるような子でなかったら最初から話になりません。そして叱られないような子も駄目、期待していない証拠。叱る生徒さんほど伸びるからこそ叱るのです。」

母は私に分かったわね!叱られたからってメソメソするんじゃないよ!と叱咤激励されたものだった。

 

しかーし、それは専門を目指す人のはなし‥

趣味で習っている生徒さんに勿論それは適用されない。

他の習い事に重点を置いているかもしれないし、ピアノへの思いも生徒さんそれぞれだ。

だからこそ、生徒さん一人ひとりに違う対応になるし、そこが又職業として面白いところでもあるのだ。

さて、話は戻り、この生徒さんは一度や二度ではなかった。

何かにつけて言い訳をする。

その度に騙されてあげてスルーしてきた。

仏の顔も三度までだよ、もう今日はちゃんと叱ろう!私は決めた!

「あのさ、先週レッスン休みで2週間あったんだよね、それで宿題やっている時間なかったって何?

あなたが先生だったらどう思う?何て言う?」

‥まず本人に客観的に考えさせる時間をつくる。

その上で「時間はつくるもの、できなかったじゃなくてやらなかったじゃない?」と聞く。

病気してできなかった‥それ以外はサボりだと認めさせる。

生徒さんは先生を見てるよね、この先生どこまで許して(ゆるい、あまい)くれる先生かな?って‥

あっ、今日はスルーしてくれなかった、この先生叱るんだ😐って顔していました。

実はそこもその生徒さんに合わせるのだけれど、こちらの生徒さんはどう見ても能力の高い子で(それはレッスンすれば分かる)やればできるのに、逃げられるものは逃げておこう‥みたいなこれまた知能犯的なところがあった。

まぁ子どもは誰でもそうだけれどね😉

そして、トドメの一発

「うちは、宿題1回でやってきたら、しばらくないのよ。

やってこなかったら増えるの、だから又出しておくね」

生徒ちゃんのあんぐり

はい、そうきましたよ!

先生は生徒ちゃんに負けてはならんのじゃ☺️

上手に引っ張っていきます。

指導は演奏の技術を教えるだけじゃない、やる気を引き出す舵をとる、その意味では、趣味で習っている生徒ちゃんの方が指導はずっと難しいかも?

お一人おひとりに合った指導を考えてレッスンしております。

 

 
からさわ音楽教室
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