
コダーイ没後50年にあたり、ハンガリー大使館の協賛を得て、東京藝術大学130周年記念の応援プログラムとして、コダーイセミナーとコダーイ作曲のコンサートが行われると聞いて、迷いなく上野まで飛んできました。
コダーイの理念に感動して、わらべうたから音楽教育を!と決心して始めた教室‥
当時の熱い思いがセミナーを受講しながら再びムクムクと湧き上がってきました。
#音楽の専門家を育てるという事ではない。音楽を愛好する一般人の音楽能力を上げることこそに意味がある。
音楽をエリートのための娯楽扱いにするのではなく、全ての人の精神的な力の向上の為にあるという考え。
そこには音楽という枠を超えた人間形成に役立つ、更には必要なものという捉え方を感じる。
♭楽器以前に人の声の出す歌に、音は美しいという事に気付く感性を磨くことができる。
♪わらべうたは、子どもの文化を受け継いでいる大切な遺産。西洋音楽を学ぶうえでも、まずは自国の伝統音楽の土台を捉えることが人間性や音楽性を育む。
あーなんと深い‥
コダーイの残した提唱はこの上なく崇高だ。
今更だが、わらべうたを伝えることに何の迷いもない。
自信と誇りをもって、これからも子どもたちの音楽教育に関わっていこう!この気持ちを新たにできたセミナーでした。