むかしむかし、ト音記号とヘ音記号の五線は繋がっていたそうな
だども、繋げると5+5+1(真ん中の線)=11本線になるなぁ
何の音か?数えるのが大変だったと
それで誰だか頭のいい人がおってな、こう言ったと
「真ん中の線とったらどうだ、上下に分けてしまうだ」
おー!そうすれば読み易くなるなぁ
皆の衆はこの案を取り入れることに一致したと
五線の誕生、同時に真ん中の「ド」の誕生じゃ!
耳のように飛び出した「ド」の両側の線は、むかしの名残りということじゃのう
この真ん中の「ド」から上をト音記号、下をヘ音記号と分けたと
線を踏んだ音を線、線に挟まれた音を間(かん)と読んで、交互に読む
ただそこで1つ注意が必要じゃ
真ん中の「ド」から出発するト音記号はドレミファソラシド
だが、ヘ音記号は下るからな、逆になるのじゃぞ
どうだ?反対からも言えるか?
「ドシラソファミレド」
行きはよいよい、帰りはこわい‥
みんな上りはさっさか言えるが、下りは手こずるもんじゃよ
でも大丈夫!
下り=ヘ音記号も慣れ
繰り返し言っていれば、ト音記号並みにさっさか読める日がくるから、がんばるのじゃぞう
そうじゃ、そうじゃ
今日はいいこと教えてやる
線の音だけ、間の音だけ言うのじゃ
物数える時に「に~し~ろのやのとう、ちゅうちゅうたこかいな」って数えるじゃろう?あれじゃ!
一個飛ばしに読めたら早いし、途中で間違えることも少なくなるのだよ
便利じゃぞう!
ドミソシレファ↗︎
ドラファレシソ↘︎
これが言えたら途中からでも言えるようにしてみよう!
いつもいつも「ド」からしか読めなかったら「ド」から遠いところの音符にたどり着くのに時間がかかるし、その作業が面倒じゃろう?
面倒だから読むのが嫌になってしまうじゃろう‥
一個飛ばしを、この音符指しながら言ってみたり
一本指でピアノの鍵盤叩きながら、口で言いながら弾いてみる
きっと効果てきめんじゃ!
やってみんしゃい☺️